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イギリス官邸を守る公務員はニャンコ!「首相官邸ネズミ捕獲長」の仕事ぶり。

首相官邸ネズミ捕獲長とは

ある日こんなニュースが流れました。

EU離脱の影響?イギリスの2大公務員猫「首相官邸ネズミ捕獲長」と「外務・英連邦省ネズミ捕獲長」のバトルが勃発』
出典:http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1607/15/news158.html

 

公務員猫とは?
ネズミ捕獲長とは??
なぜバトルが勃発してるの???

 

はい、意味不明なわけです!
気になると調べてしまうのが僕なので、さっそく調査開始です!

 

1. イギリスの正式な役職「ネズミ捕獲長」

15世紀からイギリスでは、ネズミ退治用にネコを「雇用する」という習慣があったとか。
そして1924年から公職として正式に設立されたそうです。

 

意外と歴史がありますね~!

もうすぐ100年が立つ職種となります 笑

給与は1日1ペニーと言われており、日本円で1~2円程度☆

 

主な仕事は、官邸のネズミを駆除することです。
選ばれる基準は「社交的で大胆かつ自信に満ちた性格を有する」だとか。

 

こちらは現・首相官邸ネズミ捕獲長の”ラリー”。
なんとなく気品を感じます!

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画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%83%9F%E6%8D%95%E7%8D%B2%E9%95%B7

 

2. 勤務状況は厳しくチェックされている

ネズミ捕獲がメインミッションであるラリー。
実は以前、職務怠慢により更迭されたことがあったそうです。

一部の報道には「殺し屋の本能を失った」と批判の声があがっているようです。
また「ラリー氏がこうなってしまったのは、怠惰なイギリス首相であり飼い主のデーヴィッド・キャメロンに似たからではないか」と上司にまで批判の矛先が!!

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画像出典:http://dailynewsagency.com/2012/06/29/surely-it-cant-be-that-bad-in-lpi/

 

一時的にポストを別のネコに引き渡したものの、
実は次のネコが交通事故で引退したことで復職して今、という状況らしいです。

 

3. 外務省との確執

実はネズミ捕獲長という役職、首相官邸だけでなく外務省の館内にもあるそうです。
その名を「外務・英連邦省のネズミ捕獲長」。
パーマストン”が務めています。

こちらは少し野性味を感じるような・・!

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画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3_(%E7%8C%AB)

 

彼の職務遂行能力は高く、一年半で27匹捕獲の実績を打ち立てたのだとか。

しかし彼は頻繁に首相官邸に侵入するそうで、頻繁にラリーとのバトルを繰り広げている光景が目撃されています。
そのたびに「武装警官」により「制圧」されて停戦するそうです。

 


こういうお茶目な制度って、話を聞くとほっこりしますよね。
いつも真剣勝負、切迫した政治の世界だからこそ、こうしてみんなで笑える制度があるとバランスが取れるのかな、とも思いながら記事を読んでいました。
動物の話は、みんなを和ませます。
僕も話題に出していこうと思いました!